東日本大震災での被災者を偽装し、出会い系サイトに誘いこむメールを送りつけたとして、警視庁サイバー犯罪対策課は特定商取引法違反(未承諾者への広告メール禁止)の疑いで、東京都千代田区富士見、システム開発会社「スリーウェル」社長、藤森浩史容疑者(45)と世田谷区赤堤、アルバイト従業員、千葉優太容疑者(36)ら3人を逮捕した...
同課によると、被災者を装った迷惑メールの送信で摘発されるのは全国初。藤森容疑者は容疑を認め、千葉容疑者は「メールは希望者にしか送っていない」と否認しているという。
逮捕容疑は、3月16日ごろ、メールの件名に「娘を助けてください。あなたは地震は大丈夫でしたか!?詳しくは本文に書いたので、読んでください」などと書いた出会い系サイトの広告メールを横浜市の男性会社員(39)らに無断で送ったとしている。
同課によると、メールは件名を見ただけでは、出会い系サイトの広告とは分からないようになっていたが、本文からサイトへリンクするようになっていた。
同課によると、同社は4つの出会い系サイトを運営。約50万人のメールアドレスを管理し、月3000万円の売り上げがあった。同社が特定の業者からアドレスを入手していたとみて調べている。
- [2011/05/27 13:05]
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