◆トピック別にみた最近のスパムメールの動向
1出会い系 34.9%
2バイアグラ 21.9%
3裏DVD 11.3%
4融資 10.7%
5ギャンブル 6.0%
6オークション 5.5%
7金儲け 5.4%
8その他 4.4%
このように、上位の「出会い系」と「バイアグラ」だけで半分以上。キーワードは「性」と「金」に関するもので、Gデータ社は「スパムをばらまいているネット犯罪者たちは、きわめてシンプルに私たちの欲望に訴えかけることによって、不正に個人情報や利益を得ようとしているのです」と分析している。
月別では6月が最も多く、次いで5月、そして1月が他月よりスパムが多く発生した。一方、3月が震災や原発事故の影響なのか、もっとも少なく、次いで昨年12月、今年の4月と続いた。
トピック別の時系列変化では、次のようになった。
出会い系:3月に下降したが、5月以降上昇
バイアグラ:1月から6月にかけて下降気味
裏DVD:5月に急上昇
融資:6月に急上昇
オークション:6月に急上昇
ギャンブル:6月に急上昇
金儲け:10年12月に一度上昇したが最近は少ない
◆スパムメール対策
1)不安なメールはまず検索エンジンに件名を入力
(誰かが「スパム」と言っている場合、それに従うのがベター)
2)見知らぬ送り先からのメールは無視
(宛先、送り先の表示は偽装の場合もあります)
3)本文中のリンクURLをクリックしない
(メールの末尾に、送り先の名称、住所、連絡先等の明記がないものは注意)
4)怪しいサイトに個人情報を入力しない
(メールアドレスは予備のものを使用するなど、細心の注意が必要)
5)スパムフィルターのついたセキュリティ対策ソフトを使用
(性能の高いものを使用)
引用元
http://business.nifty.com/cs/catalog/business_news/catalog_yucasee-20110620-8012_1.htm